サン・ファン祭り
6月、冬至(北半球では夏至)を祝うサンファンのお祭りがある。
この時期は毎週、毎日?どこかでお祭りが行われ、
歌に踊りに伝統料理がふるまわれる。
ゲームなんかもあるよ。
昔は火の上を歩いたりもしたとか。。
というのも夏至6月23日の前に行われていた古い儀式には
浄化を表す火を用いられるとかで、
それがキリスト教文化と結びついてサン・ファンとなったとかどうだとか。
キリスト生誕前夜祭12月24日その半年前の6月24日を祝う風習。
えーいまとめてやってまえ!
でcomida tipica(伝統料理)を食べる、キリスト教のミサも行う
みたいなことになってるにぎやかな6月。
冬の終わりの知らせに祝いたい気持ちもわかる。
この日は潤平君の学校で行われたサンファン祭りへ。
去年はお祭りがあることすら知らず、
たまたま前を通りかかって、参加できたこのお祭りですが、、、
今年は、ちゃんと知ってました!
前売り券も買えたし!
去年の様子
↓↓↓
お知らせに書いてあるように
黒のズボン、ストローハット、白いシャツ
までは完璧だった。
が、しかし、ベルトとハンカチとあったので
日本人の常識的なベルトとハンカチを持たせたら、、、
ちがーーーーーう!
黒のスカーフ!
トリコロールの紐ベルト!
ノーーーーーーー!
知るかよ。
パラグアイの伝統衣装なんて。号泣
この事態を何とかしたい母。
潤平に待っとけ!
と言って、一人家に走って帰る。
自分の黒いシャツを切り裂いてスカーフを作ると、
日本から持ってきた荷物の中から
100均のトリコロールの紐を探し当て
走って潤平のものへ!
紛いながらになんとかなったでしょ??
わからないことだらけ、
不安だらけ
そんなこと言っても通じない。
怖いことだらけ
辛いことだらけ
そんなこと言っても通じない。
誰にも通じない。
スペイン語を勉強しろ。
そういわれるだけだ。
だからもう話す気力がない。
日本語でも
スペイン語でも
話したくないのです。
全部は胃袋に入りきらなくても
その方が辛さは少ない。
ここまでたどり着くのに2年かかった。
今はもうスペイン語のみならず、
コミュニケーションに意欲的ではない。
ちょっと疲れてます。
シッカリ踊った潤平。
とっても嬉しかった。
かわいかった。
何とかなった。
てーか、パラグアイ伝統衣装なんて検索しても何にも出てこねえし。w
”ropa tradicional del paraguay”でかろうじて出たのがこれ。
↓↓↓
わかりにくーーーーー!
ベルトとスカーフを買っておこうと思った。w
日本ではまったく流通してないね。
かろうじて女性の伝統衣装ニャンドゥティはある。
とはいえ、本とちょっとした飾りだけ。。
↓↓↓
ニャンドゥティ 楕円 (小)編み物 インポート パラグアイ 民芸品
パラグアイに伝わる虹色のレースニャンドゥティ 伝統の模様と作り方 [ 岩谷みえエレナ ]
踊りの後は食!
伝統料理が食べられます。
このブログではよく登場するパラグアイのホットケーキ、ベジュ
パラグアイのハンバーグ、パジャグア・マスカーダ
↓↓↓
マンディオカ(タピオカ粉)の皮の揚げギョウザ、パステル・マンディオ
↓↓↓
そして何度聞いても聞こえない発音のChicharô。チシャロみたいなん。w
↓↓↓
これはパラグアイ版焼豚でしょうか。うまいです。
など、サンファンの期間は
こういったメニューが街中いたるところで食べられます。
この辺は、冬場のメニューという感じで、
普段もあるにはあるけど、他の食べ物をよく食べます。
まだまだ高いとはいえ、日本でもタピオカ粉が随分出回っているので
パラグアイの伝統料理もお手軽に作れそうだね!
xx
Ardi
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