Jungla de Cemento

la voz del paraguay

Viajando Voy~日本-パラグアイ修好100周年ソング

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今年は日本とパラグアイの関係100周年を祝う年。

私が小学生に音楽を教える日本語学校でも発表会に向け、

なにか特別なことを!という訳で、

100周年ソングを作っちゃえ!って、、、、

思いついたが始まり。。

 

 

 

小学生への音楽指導

今年度から始めた小学生の音楽指導

楽器の演奏や、作詞、リズム体操などを行っています。

以前任期を終えて日本に帰る先生のために

替え歌を作ったこともあるし、

100周年ソングも大丈夫だ!と意気込む私。

 

前回作った替え歌はこちら! 

さて、次はどんな歌にしよう。

 

 

お友達って何だろう

日本語学校は日本語を覚えるところ。

でもね、日本とパラグアイがお友達になって100年の年。

日本文化を知ってください!

なんて内容が正しいとは思わない。

お互いの文化を融合させることの方が大切じゃないかな。。

 

だからこそ、パラグアイの文化を用いることにした。

Polka Paraguayaをサンプリングして

完全オリジナルを作れたらいいんだけど

折角買ったミキサーは電源問題で故障。。。

 

引っ越しのあれこれで、制作環境すらない。

時間もない。

困り果てた私は子供たちに好きなパラグアイの唄を聞いてみた。

 

そこで見つかったのはViajando Voyという曲

 

 

Viajando Voy

 

 
Tierra Adentoroというバンドのこの曲
日本人の私には超ナショナリズム高揚ソングとしか思えないけれど、、
パラグアイのよさはうまく表現された楽曲であると思う。
Viajando voy, yo por mi pueblo, 旅をしよう 私の集落を
que me dibuja en su paisaje, 私が描く風景を
sentimientos de una nación que no se achica, 決して消えない国への思い
que te recibe con la sopa y con la chipa. ソパとチーパと一緒に感じる
 

Patria de héroes y caballeros 英雄と紳士のふるさと

que al saludar siempre se quitan el sombrero.帽子をとり挨拶をする

Que al despertar van rumbo al alba, 夜に目を覚まし

con esperanzas porque el sueño no descansa. 休まぬ夢への希望と共に

Orgullosos de decir que soy de raza guaraní. グアラニーの血を誇りに思う

 

Esta es mi tierra, este es mi canto,これが私の大地、私の歌

es la alegría de sentir que tengo tanto. 私が多くを抱く喜び

Que no me alcanza el mundo entero 全世界に届かなくとも

para cambiarte yo soy parte de este suelo. あなたを変える私はこの大地の一部

 

 

というような内容。

この元の歌詞はあまり好きではない。

さっきも言ったように、ナショナリズムをあおる内容である。

 

 

作詞しよう

では子供たちと替え歌を作ってみよう。

しかし、

今回はスペイン語でも歌うことが目的。

二つの文化を尊重し、

共に歌える曲を作るというのがテーマである。

 

 

作詞授業

子供たちと早速、考える。

!!!!!!!!

おお、なんと素晴らしい。

上のバンドが国内ばかりを重視しているのと対照的に

小学生は世界を見ているではないか!

 

スペイン語の方が強いクラスの子供たちとはスペイン語部分を作詞。

やっぱり、世界を見ている子供たち。

 

すばらしい。

 

最初と最後は私がちょっちょっとつけ足した。笑

 

作詞授業、日本パラグアイ100周年ソング

 

En un lugar desconocido 行ったことのない場所へ

caminaremos todos juntos por las tierras 地球をみんなで一緒に歩こうよ

Haciendo amigos por todo el mundo 世界中に友達を作って

Aprenderemos mas palabras nuevas 新しい言葉を覚えよう

 

なんと!素晴らしい。

言語を学習する意味を子供たちはよく知っています。

日本語があまり得意でない子供から出てきた言葉に

少し感動しました。

 

最後の部分はちょっとだけ元の言葉を引用して

全く別の意味に変えてやった。笑

超壮大。笑

 

いい曲になったんじゃないでしょうか?

 

演奏指導

そして、この曲を三線、ピアニカ、パーカッションと

私のギターで演奏して100人を超える全校生徒で合唱することになりました。

 

パラグアイ三線プロジェクト

 この缶から三線についても別の機会に詳しく書きたいと思います。

子供でも簡単に弾けて、なおかつ有効的なフレーズを考えなければいけない。

これが私の大きな課題となりました。

 

無駄な音は省いて、キーとなる部分を効果的に押し出す。

子供がワンフレーズを覚えるのも結構困難だけど、

この曲フレーズが4パターンぐらいあり、

微妙にややこしい。

それをどう簡素化するか。。。

 

練習期間は週一3か月弱。。

しかも、クラスは2クラス、それぞれ別々の練習です。

とにかく手が回らない。。

 

日にちはどんどん過ぎていき。

焦る。

譜面を書いてもすぐ無くすし、、

もう大変。

 

仕上がりのイメージを持ってるのは、

もちろん私だけ。

皆よくわからずただ、練習させられてる。。

 

3/4のPOLKA PARAGUAYAだけど、ドラムは普通。

これが慣れるまでめっちゃややこしい。

ベースが3拍子を刻んでるけど、4拍子で手拍子して歌うんです。

カッティングすらまともにできなくて、

滅茶苦茶練習しまくった。

 

ガットギターを弾くように

手指を使って弾くそうだ。

練習しまくって、何とかできるようになった。

 

バケツドラム

試行錯誤のバケツドラム。

 

最初は嫌がってた中学生たちも

興味を示してくれるように。。

 

うちのクラスの高校生たちが手伝ってくれたからだ。

 

そんなこんなでとりあえず出来上がった

日本パラグアイ修好100周年記念ソング。

 

最後は他の先生方も手伝って下さり、

何とか形になり始めたものの

 

全員で合わせるリハは前日のみという

無謀なスケジュールの中、

奇跡が起こりました。

 

それはまたの機会に。

 

xx

 

tomiko