ブエノスアイレスへ行こう!!【②ブエノスアイレスでライブする編】
Hola!
tomikoです。
今回の旅でバックパックに放り込んで連れ歩いたパソコンのキーボードが壊れて、、、
スクリーンキーボードをマウスで叩きながら、書いてます。
前回、バスでブエノスアイレスに到着!
というところまで書きました。
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到着したその日の夜、なんとライブをさせてもらえる事に!
こちらも詳細は過去ブログより!
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アルゼンチン旅行を決めて真っ先に連絡したのは
やっぱりあのお方、ブエノスアイレスといえばJaponicsのショウゴさんです。
きっと日本で私達が、南米を始め、ラテン、ワールド・ミュージックを
より身近に目の当たりに出来ているのはショウゴさんや、
Japonicsで活動しておられるアーティストの皆さんがいるから
だと言ってもおかしくないと思います。
たまたま私が滞在する日程に、ショウゴさんのお友達のバンド
TINTOREROSのライブがあるという事で
出演を掛け合って下さいました。
Japonics↓↓↓
↑↑↑パラグアイ在住の皆様も、南米の音楽、スペイン語圏の音楽が
日本でとても愛されている事がよく分かると思いますので
是非、チェックしてみて下さい!
日本の音楽好きの皆さんはもう、みんなご存知だと思いますが、まだの人は是非チェックしてみてください!私が暮らす南米の空気や、スペイン語圏の音楽など、日本で触れてみたいって人にはいろんな情報や主催イベント、本場アーティストのライブ情報が知れるよ!
ホームページから関連アーティスト見てみるとあなたの好きなアーティストの名前も見つかるかも!
そもそも日本にいた頃、
息子が少し成長して、私の行動範囲が広くなり始めた頃のこと、
Mr. symaripことRoy Ellisの大ファンの私は
来日時にどうしても見たくて、四国行きの便を探して
大騒ぎしてたんです。
それを見てたRojo RegaloのPicoさんが、
Rojo Regaloのライブでの出店時にRoy Ellisを招いたショウゴさんを紹介して下さったのが始まりです。
Flogging MollyのNathern Maxwell氏率いるBunny Gangの来日時だと思います。
またそれがめちゃくちゃかっこいいバンドで。。
私の好きなものど真ん中でして。。
なんてステキなんだ!と、もうJaponics関連のアーティストの大ファンになっていった私。もちろんRojo Regaloもその1つで大好きでお世話になりまくったバンドです!
もっと知りたい、もっと見たい!
そんな気持ちから、イベントにたくさん出店させていただく様になりました。
きっとそういう経験が、パラグアイに行こうなんて無茶な考えの
後押しになったんだと思います。
何かに挑戦したい。
自分がアーティストとしてもう一度、活動したい。
と強く思う様になり、後一歩成長したいと願いながらも
何をすべきかわからないまま、うまくいかないまま、
パラグアイに移住するという賭けにでました。
まぁ、賭けは大きく外れてバンドは続かなかったけど、笑
私はこの地で、失敗を重ねながら
ありえないような経験をたくさんしている最中です。
だから賭けは長期的に見れば、はずれじゃなかったのかなー。
ようやく実り始めてる。多くの人の協力や理解に支えられて。
時間をかけて、出会いを大切に、いつも期待して
うまくいかなくても深く考えず、
一期一会の様なステキな可能性をたくさん集めて行きたいと思っています。
そんなこんなで、パラグアイ行きのみならず
4年近く日本にも帰らず、ちゃんとした結果も出せないまま
グダグダだけど体当たり精神だけは人一倍の私の
こちらでの活動をいつも応援して下さる皆様のお陰で
今回もステキなチャンスを頂きました!
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もうドッタバッタで、安全ピン買うの忘れて、、、
持って行った衣装がブカブカで着れなかったので、
ヨレヨレのワンピースでステージに立ってしまいました。。爆笑
15分の持ち時間、どうしても4曲やりたい。
どうせスペイン語はヘタクソでうまく喋れないから、間髪入れず詰め込んじゃえ!
というのは、オリジナルの他に、ここでどうしても歌いたい歌があったのです。
アルゼンチンという場所、沖縄からの移民がとても多いこと、
そして、やはり何より、ここで多くの人の心に刻まれている歌があるということ。
それを踏まえて、日本人の私が歌うべきは、島唄だと思いました。
Rockのライブハウスで弾き語りってだけでも申し訳ないけれど。笑
私なりにRockにOutputしてきました!
思いもよらない反響があって凄く嬉しかったです!
最後は皆さん手拍子をして下さいました!
本当にアルゼンチンでこの歌は皆に愛されているんだなと
感じる事が出来て、凄く凄く感動しました。
音楽の力を私はイイトシして、未だに信じています。
前置きが長くなってしまってごめんなさい。
この日のライブ、ダイジェスト映像にしました!
ビデオがうまく保存できなくて、あんまりないんですが、、、
2番目に出演したのはUltra 7
とてもPOPなPunk Tuneが印象的で、嬉しくなった!
今、アルゼンチンの日系シーンの中心にいるバンドだと思います。
皆さん雰囲気がとても素敵で、曲にそれが現れていてとてもすごくいいライブでした。
Diego Ishikawa (voz y viola) -
Matias Penovi (bateria y coros) -
Pablo Nakandakare (1ra viola y coros) -
Alejandro Bonanno (bajo y coros).
FBページより
写真見るとベースの方変わってる??
もしそうならすみません!
METAL中心のパラグアイとは違い、やっぱりアルゼンチンにはPUNKがある。
メタリックな曲も、PUNKというフィルターがかかっているので
私にはとても心地いいです。
そして、若い世代の日系アルゼンチン人の皆さんにとても愛されているバンドだなって感じました。
そして、ラストはTINTOREROS!
ブランクの後の復帰第二弾ということですが、
このバンド本当にかっこいいなぁ!って思いました。
Hardcore / Mixtureな楽曲で、とにかく私の好きな感じです。
わかりやすくいうと、
曲風はスペイン語版のRage Against The Machineっていうイメージといいましょうか。
そこにいろいろなFavoriteが詰め込まれてて日系解釈が行なわれている感じです。
大ざっぱな紹介ですみません。。
編成は、
BLOPA Voz
DECH Guitarra
JESUS Guitarra
POLI Batería
HONCHO Bajo
FBページによるとこの5人が正式メンバーみたいです。
この日はパーカッションの方が参加してて、
編成的にもとても面白かったです!
いろいろYoutubeでも見たんですが、
やっぱり、めっちゃかっこいい。
上のYoutubeにUPしたダイジェスト映像では、
ベースのHONCHOさんも歌っていますが、
その時にVo.BLOPAさんがベースを弾くという、、、、クラッシュやん!
っていう演出も凄く素敵。
しかもその曲がポールシムノンのGuns of Brinxtonばりにかっこいいのだ。。
そして、もちろんMick Jonesも歌います!
とにかく凄く直球で、楽曲勝負しているという部分に加え、
こういう遊び(しかも凄くいい味)がShowに詰め込まれていて
あっという間に終わっちゃった。。。
歌詞がもう少し聞き取れたらもっといいんだけど、
私のスペイン語力だとあまりわからない。
とはいえ、Rebelな感じがします。
曲とはちがって、皆さんの雰囲気が凄く柔らかくて
そのコントラストというか、Heavyなんだけど
凄く暖かい人間味あるイメージもあって、雰囲気がとてもいいんです。
これは南米特有の良さだと思います。
日本の皆さんにも是非是非、
知って欲しいバンドだなーーーって思いました。
2002年には来日、JaponicsのRadical Music Networkにも出演しておられます!
すごく楽しい日でした。
ブエノスアイレスで日本の音楽をやっているという方々。
今度はいろいろ話を聞いてみたい!
本当に日系の方がたくさん集まっていて、驚きました!
みんないろいろなことに挑戦していらっしゃる方ばかりで
お話ししていてとても楽しかった。
アルゼンチンに知り合いは一人もいなかった。
けれどそんな事関係ないはずだ。
自分がやるべき事をすれば受け入れられるでしょう。
しかし、パラグアイでは、知り合いの有無に関わらず、
こういう会話にすら発展しないんです。
本当に、閉塞的というか、、、
私はこれをやってる、じゃぁ今度一緒にこれしよう!
もうややこしい事抜きに、どんどん会話が弾むよね。
お互いの表現を交換し合って、次へのステップを確認出来るよね。
いつだってライブの後はそういう会話になった。
でもパラグアイでは違っていた。。
ライブでどれだけいい反響を得たとしても、
ほとんどといっていいほど、見事に何も起こらない。
もっといえば目も合わせてもらえない。
私はそんなに嫌われているのか??
本当に悩むほどだった。
だからこの日はとっても嬉しくて、嬉しくて、
話が出来る事が嬉しくて、たまらなかった。
なかでもとても嬉しい出会いは、
もともとCantanteで現在はCocineroのEmilyと映像クリエイターSolのお二人。
お二人でドブレドラゴンというプロジェクトを立ち上げている。
日本のHideyuki Katsumata氏の手掛けたポスターを頂いた。
ドラゴンソースが気になる!アートのプロジェクトなども!
このお二人、初めて出会ったけど、なんだか、、、
そんな気がしないステキなVibesを感じて、、、
次回は何か面白い事一緒にできたらすてきだなぁ。。。
って1つ目標が出来た!!
後に彼らは、またブエノスアイレス放浪記に登場します!
それはまた、今度のお楽しみ!
みなさん本当にありがとう!
私もバンドやりたいーーーーー!
そしてブエノスアイレスでライブしたいーーーーー!
ハコもすっごいいいとこで、
久々にちゃんんとした音響でライブを聞けた気が。。。
ここはハリボテじゃなかったよ。
音がわかりやすくて、バランスよくて
若干コンパクトかな?と思う程に、
素晴らしく心地よい爆音でした。
そういうの全てをとっても、この国の音楽文化の歴史を感じます。
パラグアイが嫌いすぎて悪口を言ってるんじゃなくて、
ほんとうに、改善すべき点があるんです。
大きなフェスやイベント、国際的なアーティストはいい音響だと思うけど、
標準仕様で政府関係のクラスの会場でも音響が酷い。。
例えばギターやベースのトーンがカットされちゃうとか。。
コンプレッサーかかりすぎて、
輪郭も音階もない音楽になっているのに、
そういうのに皆慣れてるから、
善し悪しもなにもなくて、、、
本気で向き合って底上げして行かなくちゃいけないんだけど、
伝わらなくてもどかしくて、苦しくて。。。
今年はバンドで活動出来ればいいな。
自分達の音で変えて行けば文句にならないでしょう。
ああああ、本当にこんなに嬉しかったのは
何年ぶりだろう。。。
ホテルに帰って異様に高い天井を見上げながら
余韻に浸りました。
もうこの時点でパラグアイに帰りたくない病を発症しています。
次回へ続く↓↓↓
2020年版アルゼンチン旅行記は
↓↓↓
xx
tomiko