Jungla de Cemento 南米在住アーティストのブログ

la voz del paraguay〜パラグアイで音楽、アート活動をするTomikoのブログ!Noisy Graphics! Rebel Music!

『2.8.2020 CICO & TOMIKO』 Live at Arasunu Bar 人生で忘れられないライブは?

Odai「ささやかな幸せ」

Hola!

tomikoです。

今回の南米ツアー記は

パラグアイのカリブバーでのライブ!

+人生で最も忘れられないライブだよ!

ローカルパラグアイ情報が続きます!

ちなみにこの日私は、朝、勤務先の学校の

入学式に参加し、

昼にレコーディング

夜にライブを二本こなし、移動中もバスで歌い、

翌日アルゼンチンでライブをした。爆笑

どんなスケジュールやねん!

まずはいつも通り動画↑↑でご覧ください!

今回は首都の郊外サンロレンソという街でのライブです!!

 

目次

 

 

1. Cico & Tomiko 1st Album

まずはじめに

皆さんCico & Tomikoの1stアルバム

チェック済みですか?

まだーという方是非チェックよろしくお願いします!

↓↓↓

 

 

これまでのツアー記

 ↓↓↓

arditomiko.hatenablog.com

 

 

2. ARASUNU BAR

今回のライブはカリブ・バー

Jasharのアラスヌバーでのライブ。

 

ここもやっぱりベジなお店。

 

 

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パラグアイの首都アスンシオン郊外の

サンロレンソという街にあるバー

 

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郊外は本当にのんびりしてていい

車がないと生きていけないから

住めないけど。。

 

 

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アットホームなすごくいい雰囲気のライブでした!

懐かしい友達も集まってくれて感謝です!!

 

観光で行くのは少し遠いかもしれないけど、

本当に素敵な場所だから

是非パラグアイに来た際は訪れて欲しいな。。

私の大好きな場所の一つだよ!

 

 

3. 人生で忘れられないライブ

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スタジオから、アラスヌバーへ向かう途中

なんとなく歌いたくなったCICO & TOMIKO

移動のバスで歌う。

 

このライブが人生で忘れられないライブになった。

 

いや、

ライブなんて優劣はないし

どれも大切な思い出がある。

 

けど、この小さなバスの少ないお客さんが

後に私を泣かすのだ・・・

 

いつものように

バスでの弾き語り。

 

普段からみんな拍手をくれたり、

声をかけてくれたりする。

パラグアイのバスでこんなにいい反響を得るなんて!

少なくとも普段乗客として他のミュージシャンに対して

見たことない反応はいつも得ていたし、

そういうバスライブはこれまでだって何度もしてきた。

 

でもね、この日は特別だったの。

 

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バスのお客さんが踊り出した。

歓声が上がった。

よくわかんない一体感がバスの中にできて、、

バスの中の一体感。。

もちろん興味ない人もいたけど。

うまく説明できないや。

 

3、4曲歌ったかな?

Migrante Ambulante

Bienvenido Amanecer

Alma Rebelde

あともう一曲はじめにやったかな。。それくらいだったと思う。

Bienvenido Amanecerのグアラニー語はめっちゃ喜んでくれた。

 

歌い終わったあと、

おばちゃんや女の子達に呼ばれて

あなたが大好き

キスしたい

ハグさせて

って。。。

 

なんかね、涙が止まらなかったな。

私はさ、カッコつけたくて音楽をやってるんじゃないの。

シーンだとか、、、昔はそのために働いた。

でも今は音楽は万人のものと思ってる。

どこかの誰かのためじゃなくて、

みんなに受け入れられるものでありたいって。

 

だから路上が好き。

ゲリラライブが好き。

通りすがった人にどれだけ伝えられるか。

ジャンルやライブハウス界隈

そういう場所じゃなくて

もっともっとみんなのための

音楽を求めてる。

 

老若男女問わず

楽しんでもらえるもの

 

この日感じたのはまさにそれだった。

バスの中の数人かもしれない。

その数人が

音楽で、なりふり構わず

バスの中であることすら構わず

声を上げて

踊って

手前の女の子なんてちょっと

泣きそうになってたので

私がそれを見て泣いてしまった。

 

後ろのおばちゃんはもキャーキャー踊りだすわ

後ろの女の子達もそれにつられて

声上げて楽しんでくれた。

 

人が解放される音楽をやりたいの。

いろんなことを取っ払って

人の目気にせず

楽しめる音楽をやりたい。

 

そんな私には

この日の出来事が

衝撃的だった。

 

私が一番やりたい音楽がここにあった。

 

CICO & TOMIKOに今回のツアーでそういうポテンシャルを感じたし

きっと私一人ではできないことだと思う。

 

基本的にCICOは

3軒隣の人にいつもあなたの歌を聴いてる

って言われる騒音大王の私よりも声がでかいし、

自分より声のでかい人に出会ったのは初めてだね。

 

少なくとも、うるさい人が二人で歌うだけでも

相当のインパクトだと思うから。

 

まぁ、ヨーロッパでちゃんと活動をしてるCICOにとっては普通のことかもしれんけどね。爆笑

私みたいな切り落としたパンの耳以下の人間がこうしてここでみんなにハグやキスを求められる(女性たちから)ってのは多分一人じゃ無理でしょうね。爆笑

 

このライブは一生忘れない。

きっと他の人はライブとも言わないでしょう。

 

私にとっては一生忘れないライブだ。

これが私のいつも求めているもの。

通りすがりの人

私のことを知らない人

私が誰かなんて

有名か無名かなんて関係なくて

ただ今やっていることへの反応

 

この瞬間への評価でしかない。

物凄くストレートな。

ここに嘘はないから。

 

そういうものだけを信じてやってる。

だからこれ以上に幸せな経験はないのである。

 

変かもしれないけど、、

今回のツアーで一番の思い出となった。

 

次回はアラスヌバーのあとのこの日二本目のライブと、

パラグアイのレゲエバンドLIDMとの練習風景

 

旅行記は残すところあと3回になりました。

 

途中コロナ渦音楽も旅行も当分できない状況が続くから

書くのもキツかった。

でも、最後まで書きたい。

自分が経験したことをしっかり書き留めたいと思う。

 

 

xx

 

tomiko