Jungla de Cemento 南米在住アーティストのブログ

la voz del paraguay〜パラグアイで音楽、アート活動をするTomikoのブログ!Noisy Graphics! Rebel Music!

映画「Rock Dog」チベットを想う

今日は、美女と野獣のワールドプレミアにやってまいりました。

って、違います。

 

水泳教室、がんばった息子にご褒美です。

 

 

見るのは↓↓↓

これ。「Rock Dog」

中米合作のアニメ映画である。

 

ほんとは前回見に行った「Mascotas(Pets)」の劇場予告で流れていた「SING」を見る予定だったが

たまたま息子の目に留まったこちらを選択。

それでよかったと思える内容だった。

 

舞台はおそらく”チベット

ひょんなことから手に入れたラジオから流れる

ロックンロールに心を奪われたワンコのお話。

ミュージシャンを目指し、村を出る。

 

内容は衝撃的なほどピースフル。

チベットという土地を連想させるものである。

私には拍子抜けのハッピーエンドであるが

子供にとってはとてもいい。

いえいえ、我が子の広がる夢には

最高のエンディングだったらしい。

 

 

 

僕もバディみたいになれるかな。。。なんて。w

おっしゃってます。

 

音楽で問題を解決する。

そこにチベット問題へのメッセージを感じる。

それははっきりとしたものではないし、

中国体制側にも害はない程度の主張であるとも思う。

そんなことから映画自体には若干物足りなさがあるとはいえ

中国からこういう作品が公開されることが凄く素敵だと思った。

現実がこうあればどんなに素晴らしいだろう。。。

そんな夢物語に息子と二人夢中になった。

子供には夢物語を現実にする力があるんだよ。

だからその想像力をずーっと失わないでほしい。

成長し現実を知ったところで、

夢物語のように誰もがハッピーになる結末を追い求めることを

どうかやめないでください。

 

映画といえばポップコーンだ!

クソ高いポップコーンを買わなければいけない!

それが楽しみなのである。

贅沢するときは存分に。

が私のモットーだ。

 

誰もいない。

貸し切り上映なのだ。

 

帰り道、ハーダーゼイカムを歌いながら。。。

↓↓↓ 

 

これは90年代にビースティボーイズが呼びかけた

チベット開放を求めるコンサートの一幕である。

このコンサートの模様をJIMMY CLIFFのカバー曲である

"Harder they come"のPVにあてはめたRancid

プレゼンテーションがとても好きである。

コンサートに出演した多くのアーティスト達も映し出される。

劇中このコンサートを彷彿とさせるような

僧侶?(この映画では羊)とのセッションシーンもある。

 

なんかこのへんの音楽的影響をもとに作られたアニメ映画っぽいんだよね。

私の世代はこの辺に影響受けた最年少グループなので、、、

40代半ばくらいの制作チームじゃないかしら???

 

 

フリー・チベット~チベタン・フリーダム・コンサート1996 [DVD] 

曲目リスト

1. One Foot In The Grave
2. This Is A Call
3. Digging The Sound
4. Damn Right I’ve Got The Blues
5. Fu-Gee-La
6. Sabotage
7. Crawlin’ Kingsnake
8. Birthday Cake
9. No More Kings
10. Bullet With Butterfly Wings
11. Give It Away
12. Go Biz Mark
13. Guns Of Navarone
14. Bull In The Heather
15. Asshole
16. Check The Rhime
17. Bulls On Parade
18. Hyper-Ballad
19. Root Down (BONUS)

ラインナップはフーファイターズ、バディガイ、ビースティボーイズ、ジョンリーフッカー、チボマット、レッチリスカタライツソニックユース、レイジアゲインストザマシーン、ビョークなどなど

 

 

Tibetan Freedom Concert / V.A.

 

曲目リスト

ディスク:1

  1. Opening Prayers
  2. Ground On Down
  3. Blues Explosion Man
  4. Om Mani Padme Hung
  5. About A Boy
  6. Fake Plastic Trees
  7. Oh My God
  8. One
  9. Cast No Shadow
  10. Wildflower
  11. Meija
  12. The Celebration
  13. This Is A Call
  14. The Bridge Is Over/Black Cop/South Bronx Medley
  15. Star Spangled Banner/Nobody Beats The Biz
  16. Closing Prayers

 

ディスク:2

  1. Opening Prayers
  2. Yellow Ledbetter
  3. Noise Brigade
  4. Type Slowly
  5. Gyi Ma Gyi
  6. Heads Of Government
  7. She Caught The Katy
  8. Beetlebum
  9. Electrolite
  10. Ajo Sotop
  11. Wake Up
  12. Hyper-Ballad
  13. The Harder They Come
  14. Root Down
  15. Closing Prayers

 

ディスク:3

  1. Birthday Cake
  2. Asshole
  3. Me, Myself & I
  4. Fu Gee La、
  5. Bulls On Parade
 

 

 

 

 

ジョンスぺ、パティスミス、ソニックユース、フーファイターズ、リーペリー、マイケルスタイプにアラニスモリセット、ビョークランシド、チボマット、ビースティボーイズ、レイジアゲインストザマシーン、、、、、、すごい顔ぶれ。。。

 

私が高校生だったころ世界はこういう音楽に揺れていた。

社会の理不尽と音楽の在り方が再定義された時代だと思う。

そこにはフェスという、集う場所、情報交換の場所があった。

前このブログにも書いたけど、若干目覚めるのが早すぎた私なので、

きっと私よりも7-8歳くらい年上の人ならジャスト世代ということになる。

なんかそんな年代サイクルを凄く感じたのだ。

 

arditomiko.hatenablog.com

 

 

 

しかしながら

この「Rock Dog」興行的にはあまり振るわなかったみたいですね。

チベット問題も踏まえ、ピースフル過ぎるラストは

大衆受けとは言わないかもしれないので納得はするけど、、、

でも同時期にやっていた「Sing」を見るなら絶対こっち!

構成も面白いし。魔法の様なハッピーエンドは

子供と一緒に見てよかったと思える。

大人でなく本当に純粋な子供に見せたい作品だ。

夢があって、愛に満ちていて、幸せになる。

日本では公開されてないのかな???

もし、公開されたら是非おススメします!

 

何故か息子、観たがらなかったモアナ。

怖そうなのか?

私は見たかったんだけど。。。

このワンピは覚えてる??

人もいるかもしれない・・・

TOPSHOPのもので日本でよく着てたやつ。。。

こっちに来て着る機会もなかったけど

普段着でいーーーや!と最近思う。

普段着=ジーパンとTシャツの国ですから、

こんなかっこして歩いてると

とにかくあれこれ言われます。

めんどくさいけど気にせずいくよ。

 

 

xx

 

Ardi

 

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