Jungla de Cemento 南米在住アーティストのブログ

la voz del paraguay〜パラグアイで音楽、アート活動をするTomikoのブログ!Noisy Graphics! Rebel Music!

高校時代のことと高等部

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土曜日に受け持たせてもらっている高等部。

今年もいろんなことをしました。

 

今年は学校50周年ということもあって、

最初の特別授業ではまず、皆でロゴを考えた。

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一番人気が高かったこれが採用された。

このロゴを考えた子は本当に才能があって、

特にデザインセンスは素晴らしい。

志もあって、今後本当に楽しみです。

このデザインを元にデータを作成。

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そして生徒たちは、運動会用にフラッグを作成。

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こういう作業みんな好きみたいだね。

これをデザインした生徒は下書きなしにバーッと描く豪快さももっています。

素晴らしいことです。

ラストの微調整はしたけど、それ以外は生徒たちの手で仕上げました!

このフラッグは運動会のよさこいの演目で使用されて、

発表会では保護者の皆さんの撮影スポットに!

大活躍だった。

 

自分たちで作ったものが実際に形になって

人に喜ばれるという形で利用されることを確認できるという経験は

とても大切だと私は思う。

 

デザイン一つ、誰でもできるやん。

って思われるかもしれないけど、

クライアントの意向を聞き、

納得いくものを提出するっていう作業は

果てしないもの。

そういう過程を経て、人に喜ばれるもの、

そして利用されるものを生み出すには

本当に労力と集中力と深い思考が必要。

 

けど、それを乗り越え形になった時

必ずそこに達成感はあるはず。

そういう達成感を感じてもらえたら、

凄く嬉しい。

そこまでたいそじゃないにしても。

 

もう一つのロゴデザインは

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この二つを組み合わせたもの。

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これは低学年や幼稚園児の衣装のTシャツにプリントされました!

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見えにくいけど、ここではあえて顔がちゃんと映っていない写真使わせていただきます。

(撮影:角円さん)

淡色刷り用。

+塗り絵として使えるデザインがいいんじゃないかってことで。。。

 

とにかく自分がこれまで長く携わってきたデザインという仕事

そういったもので身に着けてきたこと

それを通じて

生み出すこと、形にすること

そしてそれが利用されることの

流れを伝えられたらとても嬉しいのだ。

 

そんなたいそうなことじゃない。

どうでもいいことかもしれない。

誰にでもできることでしょう。

けどデザインという仕事にとっては

この一連の流れが核になる。

 

物凄く重要なコアな作業なのです。

データ化作業を教えてあげられたらもっといいんだけどね。笑

 

 

 

 

 

さて、発表会のプレゼンテーションでは

学校50周年にちなんで、

50年前の日本について調べました。

皆で選んだのは

1.「ゲゲゲの鬼太郎」連載開始

2.美空ひばり「真っ赤な太陽」リリース

3.「草間彌生」NYでの活動

です。67年ってこんな年だったんだね!

 

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一つ目は鬼太郎

先日のブログで書きました。

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arditomiko.hatenablog.com

 

 

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次の50年を先導していくであろう

今の高校生たち。

考え形にすること

情報をまとめ分析すること

感じてほしいと願っています。

 

後、自分たちがやったこと

自信をもって

紹介できる力も養ってほしい。

 

学校行事

面倒な年頃かもしれない。

けど、自分たちが納得いく内容で

自信をもって紹介できれば

きっと楽しくなるし

何より勉強になると思う。

 

私は昔から掘るのが好きだったから。。

レコードとかね。興味を広げて

深く深く掘り下げて

そうしているうちに多くのことが見えてくる。

それが今の私の基本になってると思う。

 

高校時代、仲良くしてくれていた

おじいちゃん。

ロンドンのセントマーチンズ卒のおじいちゃん。

いつの時代に留学してんねん!ってつっこみたくなるほど

変なおじいちゃん。

私も当時NYのパーソンズを目指していたので

よく話を聞きに行ってた。

まず歴史を知れと言われた。

 

ファッションは繰り返す。

もう出尽くしてるから。

よほど新しい素材や製法が生まれない限り

もうこれ以上、変わらない。

故に繰り返す。

勿論同じではない。

新しいものには必ず古いもののインスピレーションがある。

と教えてくれた。

その時見せてくれたのは、数百年前のズボン

確かに、、、前に流行った変形デニムってこれやん。。。

なんて大人になってから気付いたけど。。。

 

その後ありとあらゆるファッションについて研究した。

ただでもマニアの私。

映画はレンタル週3本、ラジオ番組を聞くときはカセットを常備、これっ!!て曲は全部ダビング。

テレビも地上波BS問わずフル予約、更にはバックミュージックで気にとまったものは全録画の生活。そこにファッション関連フル予約まで加わったから。。。

クレイジーすぎるよね。

毎日、本屋でファッション誌、音楽紙、アート紙、海外文学、人文学、哲学コーナー、2時間立ち読み。

ネットなんかないから、とにかく情報や目に留まった絵、言葉を全てインプットしていく。

 

そういう作業が今の私を形作ってる。

そして前にも書いたけど伝説の女子高生はフジロックに一人乗り込む訳です。

もう五感の全てがシャッキンシャッキンでした。

arditomiko.hatenablog.com

 

世界の音楽を体験したこと。臨場感、熱気。

こうして体験として多く学んでいったのです。

想像から体験へ。

そして発信へ。

 

振り返っても

高校時代、KIDI時代の基礎って

本当に凄いな。。。

 

ほとんどの基盤がこの時代に完成してた気がする。

 

技術面やその他、伸びしろはもちろん無限だけど

自分のスタイルとか、特徴づけるものは

この時代に確立されたと思う。

 

人にとってとっても大事な時代

いやいやいつも大事だよ。

でも上記したようなことから大事な時期を生きる

皆と一緒に勉強できることはとっても嬉しいことです。

 

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発表会の後は、歌のリハ、そして息子とデート。

 

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ママ、僕これ食べたい。。

と離さないのは↓↓↓

 

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クッキーの中にマーブルチョコ?

いやーーーーないないない。

おかしいやろ。

 

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と食べてみたら

意外とうまいやんか。。。

 

なんと。

シャキシャキ感のあるクッキーって感じ。

大げさなザラメというか、、、

ただ、、、、色悪いやろ。。

 

グロテスクです。

 

 

xx

 

tomiko