Jungla de Cemento 南米在住アーティストのブログ

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アルゼンチンに行ってみよう!出国編!親権者合意書類「ペルミソ・デ・メノール」

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久々にオンタイム・ブログ。

今、書かなきゃどうにかなりそうだから。

アルゼンチンに行ってみようブログ書いていきます。

日本にいた時とってもお世話になった方が、

アルゼンチンに来るという。

しかも、滞在中のオフタイムを利用してパラグアイの近くまで!

 

どうしても会いたい。

もう知り合いにも友人にも誰にも2年半以上会っていない。

異国の地で多くの人々のサポートを受けているからこそ

生きていられるのはわかっているけれど、、、

やはりどうしようもない孤独や不安はいつもつきまとうものです。

だからこのチャンスは逃したくない。

 

アルゼンチンに行ってみよう!

とはいえ、、、、

小さい子供を連れての

海外旅行なんて、、、、

ドキドキです。

海外移住しときながら、

やっぱドキドキするよこういうのは。

怖いですよ。未だにパラグアイの国内長距離移動も。。

 

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日程も目的地もギリギリまで決まらず。

仕事先にはご迷惑をおかけしましたが、、、

(すみません。釘を打たれました。)

場所の連絡を受け、すぐ決断しました!

だって私にとっては、一大事です。

家族だって日本に父と姉がいるだけの私達親子。

海外で友人とも離れ離れ。

そんな私達にはこういった繋がりこそが大きな大きな力なんです。

すみません。

こういう状況にならないと

想像できないことだと思いますが、、、

長らく会っていない家族に会うのと同じくらい

大きな大きな出来事なんです。

 

学校帰りに換金したばかりのお給料ほぼ全てペソに両替。w

この日のレート。

1ペソ=300グアラニー

時間がなくて闇両替はいけなかったので、

ターミナルのCambio(両替)へ。

しかーーーーし!1ペソ=310グアラニーと、

昼間に見たショッピングモールの両替より高い!

ダダでも金ないのにこれじゃ困る。困る。

困りすぎる!!!

という訳で

私「ええええええ?!なんでなん?」

両替のおっちゃん「どこも同じやって。310ペソやで。」

私「うううん。今日の昼300って言われたで。。」

両替のおっちゃん「どこで?」

私「ムルチプラサ。

マックスカンビオとかなんちゃらエクスチェンジとか、

全部300やったで。」

両替「はいはい。わかったよ。これでいい?」

私「もうちょい下げてほしいけど、まあいいか、、、

ありがとーーーーー!」

なんでも交渉して食いついたら結構いけるよ。

皆さんも食いついてみて。

 

これで足りない分は弾き語りでも似顔絵でもなんでもする。

そんな決意のもと、鼻息も荒く行動あるのみ!

 

 

 

 

 

しかし、一つ問題があります。

南米では子連れの国境の行き来には必ず

Permiso de menor(ペルミソ・デ・メノール)

というものが必要です。

親権者の合意証明のようなものです。

 

しかーーーーーし!

うちの場合は。。。。

オトンなんておらんやん。

こういうのは特例過ぎて、

誰かに聞いてもわかるもんじゃない。

とりあえず、下調べの時点で私のような特例は

書類なしでいいと確認はとっているけど、、、

「まぁ、現地で試してみましょう!」程度の返答です。

場合によっては入国できない可能性も!

 

とりあえず、パスポート、セドゥラ・パラグアージャ(市民カード)、

戸籍謄本とその翻訳、更には苗字の変更書類(親権者の証明の為)、、、、

でなんとか乗り切る予定。

 

という訳で、子連れでの国境越えは証明書類を皆さま用意してください。

親権者がたった一人しかいない、うちは特例ですので

ペルミソ・デ・メノールすら取れません。

その為代替え書類でしのぐしかない。

けどそれ以外のケースでは

書類は絶対取った方がいいです。

書類なしでは出国できないっていう例もあります。

離婚していても相手の戸籍から子供がはずれていなかったら

日本にいる親の合意も必要となります。

いずれにせよ海外旅行もしくは移住先には戸籍の証明を持ち歩いた方がいいです。

公認弁護士による現地語の翻訳もあったほうがいいです。

南米の場合特に子供の出国に関する規制があるので

持ち歩いて損はないと思います。

 

前回日本に帰国したときは、

そういう理由から私のような特例でもこの書類が必要だなんて

皆に言われたため、結構高いお金出して、

タライ回しにされ、多分ちょっとした不正発行で

何とかゲットしたものの、、、

出国時に必要なかった。

言われるがままだと損をします。

そして誰も本当の情報を教えてくれません。

全く同じ状況の人じゃないと分からないことでも

知ったかぶりの情報ばかり提供されます。

それは根拠がないものが多いです。

 

私のような特例は滅多にないので基本自分で調べなければいけません。

永住権取得の時だって言われるがまま息子の無犯罪証明発行にお金使ったけど、

必要ないんです。

お金貰えるなら不正発行も必要ない発行も簡単にします。

だからほんとに気をつけて。

自分で調べて自分で経験したことが全てです。

そしていざという時になんとか乗り切れる知恵こそ全てです。

私はパラグアイで暮してそう思うようになりました。

 

まあ、、、

こういうこともあり、、、

海外旅行はすっごい不安だったんですけど、、、

直前まで行けなくても仕方ない、行けないかもしれない

なんてネガティブ思考に陥っていたんですけど、、、

もう行くしかない!行きたい!

と全部振り切って

帰宅後、一瞬で荷物をまとめ、

いざという時のギターとスケッチブックと

マジックペン、テープを用意し、

終わってない仕事の為にパソコンを背負い、、、

食べれない時の為に物価の安いパラグアイから保存食を買い込み、、、笑

リュックのほとんどがそういうものでパンパンに!爆笑

めっちゃ重いし。。。

 

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さて、バスのチケットも無事購入したし、

腹ごしらえ。

Sabor Latino Restaurante↑↑↑

アスンシオンのバスターミナルの近くの食堂。

夜の11時なので開いてるお店も少ない。

という訳で駆け込んだ場所。 

私は普段からこういう町の食堂を利用しますが、

お腹の弱い人は避けた方が無難かもしれません。。

こういう場所、パラグアイ在住の日系の方はあまり利用しないと思います。

 

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アルゼンチンの北部の街、Resistenciaへは

アスンシオンからいろんなバス会社の便が運行しています。

ここはユウニ湖観光客が通る路線で有名です。

ユウニに行く場合はそのままサルタという街までいってね!

今回はやや高いけれど、夜の12時に出て朝6時に着くという

ホテルいらずのNSA(Nuestra Señora Asunción)というバス会社を利用しました。

片道一人G95milです。

もうすでに大きくなった息子には一人分の料金がかかります。 

NSAパラグアイでは最高ランクのバス会社といわれています。

ターミナルの向かいに拠点があり、

Wi-Fiと警備のおっちゃん常備のくつろげる待合室が利用できます。

NSAのバスは全てここから出発しますので

夜の旅にはかなりお勧め。

バックパッカーの皆さんもターミナルではなくこちらを利用してみるといいですよ!

↓↓↓

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NSA拠点を出発してバスはターミナルへ!

夜中の12時だっていうのに人でいっぱい!

このターミナルで強盗被害に遭ったっていう

日本からの観光客もいるらしいけど、、、

基本ここ、治安は良いです。

私は毎日ここを通って通勤しているから、あんまり間違ってないと思う。

運が悪いとスラれることもあります。

基本は大丈夫なので是非是非お立ち寄りくださいませ。

パラグアイ

ターミナルは夜遅くまで旅行客で溢れています。

 

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潤平はコーフンしすぎて全く眠りません。。。

このテンションの潤平を乗せたバスは一時間程は走って

パラグアイのJosé FalconとアルゼンチンのFormosa州のClorindaを結ぶ橋を渡り

Migraciones(入出国管理所)へ。

 

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ここでバスは停止、

乗客は全員降りて入出国手続きをします。

まず写真手前でパラグアイ出国手続きをして

奥のアルゼンチン入国手続きをします。

その後、荷物をスキャンされ、バスに戻るという手順。

心配だった出国手続きは、なんなく終わり、

いざ!アルゼンチンです!

クロリンダから4時間ちょいで目的地Resistenciaに到着。

 

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朝の6時です。

さてこれからどうしよう。。。

バスではしゃいでほぼ寝ず、、

放心状態の息子ちゃん。。

 

長々と書きましたが、

Asunción(パラグアイ)~Resistencia(アルゼンチン)

一人 G95.000

所要時間:6時間

子連れにはパスポートの他に

ペルミソ・デ・メノールという出国書類が必要

ユウニ湖にパラグアイ経由で行く際は

アスンシオンからレシステンシアにでて、

更にサルタというところまでいけばいいらしい。

 

旅はこれから!

つづく

 

xx

 

tomiko

 

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